アジアとヨーロッパにまたがる交易の要地・トルコ。
多様な文化を受容・融合し、美を育んできました。
至宝約170点(ほとんど初)が、イスタンブルのトプカプ宮殿博物館から来日!
元々のオリジナルなトルコ文化や美意識、東と西の融合した文化や美意識に、
独特なものを感じたり、時々どこか懐かしさを感じたり。
宝石のなんて大きなこと!
「そんな贅沢な使い方もしちゃう」という、宝石をふんだんに施した布や工芸品、
細かい刺繍の入った手の込んだ服や布製品、金細工や家具、本など。
トルコ国民はチューリップが大好きだそうで、
可愛いチューリップのモチーフもたくさん。
幾何学模様や、繰り返しの心地良いリズム。
親日国であるトルコです。
オスマン帝国のスルタンと日本の皇室の交流を示す品々のほか、
明治期の日本美術品を里帰りさせるなど、両国の友好関係の品も展示されていました。
展示は豪華すぎて、少々おののいてしまいます。
高橋由佳利先生の「トルコで私も考えた」(大好きなシリーズ作品です)の
庶民の生活とはもう全然違います。 国の宝物ですものね。