雛菊(ヒナギク)、デイジー(デージー)

学名:Bellis perennis
英名:English daisy, Common daisy
和名:雛菊(ヒナギク)
科・属名:キク科ヒナギク属

丸っとした姿が可愛い花です。

デイジーはヨーロッパ原産の植物で、イタリアの国花としても知られている。日本ではヒナギクの名前でも有名。
太陽の光を受けると花が開き、晴れない日や夜は花を閉じる性質を持っている。
一般的に園芸用主として栽培されているデイジーは、八重咲き・ポンポン咲きの園芸品種。

ホワイトを始めとしてピンクやレッド、サーモンカラーなどの色味を中心に流通しているデイジーの花の大きさは直径3
~8cmで、草丈は20cm程。

花びらの形状によって、リグローサ種とフィストゥローサ種の2種に分けることができる。
グローサ種:花びらは舌状花という平たい形
フィストゥローサ種:花びらはくるっと筒状

デイジーの名前は、「day’s eye」という言葉が語源とされている。日の眼という意味のこの言葉は、日光がさすと花を開き、黄色い花芯を見せる点や、夜や曇っている日には花を閉じる性質にちなんでいるといわれている。

daisy2022_1 、デイジー、ピンク色、丸い花

<和名>
ヒナギク(雛菊)
日本では明治になってから伝来し、小さくて可愛い花をつける、菊によく似た花であったことから。
花の期間が長い品種であることから、エンメイギク(延命菊)やチョウメイギク(長命菊)、トキシラズ(時知らず)と呼ばれていることもある。

<花言葉>
「希望」「平和」「美人」「純潔」

白色 無邪気
ピンク色 希望
赤色 無意識
黄色 ありのまま
紫色 元気 健やか
青色 幸福 恵まれている 
※ブルーデイジーはヒナギク属ではなく、厳密にはデイジーと異なる仲間
(Green Snapより)