スタンフォードのストレスを力に変える教科書 ケリー・マクゴニガル(著) 神崎朗子(翻訳)

スタンフォードのストレスを力に変える教科書 ケリー・マクゴニガル
スタンフォードのストレスを力に変える教科書 ケリー・マクゴニガル(著) 神崎朗子(翻訳) 大和書房

皆様は、「ストレスがたまる」と感じること、ありますか。
そのとき、どのように考えていますか。

①ストレスは害になる、と考えている
②ストレスは役に立つ、と考えている

①でしょうか、②でしょうか。

<ストレスは害になる>

・ストレスがあると、健康や活力が損なわれる
・ストレスがあると、パフォーマンスや生産性が低下する
・ストレスがあると、学習や成長が妨げられる
・ストレスは悪影響をもたらすため、できるだけ避けるべきだ

<ストレスは役に立つ>

・ストレスがあったほうが、パフォーマンスや生産性が向上する
・ストレスがあったほうが、健康や活力の向上に役立つ
・ストレスがあったほうが、学習や成長に役立つ
・ストレスにはよい効果があるため、利用すべきだ

◎「ストレスは役に立つ」と思うと、実際にそうなる

もし②の考え方をする傾向がありましたら、
①のような考え方もあることを、頭の片隅に少し置いておくと良さそうです。

ストレスと向き合う、ストレスを力にするヒントやトレーニングが沢山。
興味深く、とても面白い本でした。

☆私にとって大切な価値観は?
☆「自分のための目標」を、「自分よりも大きな目標」に変える
☆「目には見えないものを見ようとする」

<ケリー・マクゴニガル>
ボストン大学で心理学とマスコミュニケーションを学び、スタンフォード大学で博士号(心理学)を取得。専門は健康心理学。心理学、神経科学、医学の最新の研究を応用し、個人の健康や幸せ、成功および人間関係の向上に役立つ実践的な戦略を提供する講義は絶大な人気を博し、スタンフォード大学で最も優秀な教職員に贈られるウォルター・J・ゴアズ賞をはじめ数々の賞を受賞。各種メディアで広く取り上げられ、「フォーブス」の「人びとを最もインスパイアする女性20人」に選ばれる。

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