北インド ヒマラヤ山麓 7

4日目 ヒマラヤでのヨガ&花の谷へのトレッキング

5時より ヨガ 呼吸法 瞑想を行いました。

木村慧心先生
指導してくださるラージャ・ヨーガの木村慧心先生

かつてのこの土地の ヨガ行者さんたちを想いつつ。
ヨガ さまざまな種類の呼吸法 瞑想を。
高山病が心配される標高なので 呼吸がいつもと違うのを実感。

この土地で生活していたヨガ行者さんたち
ヒマラヤの風景に囲まれ どこに行くのも自分の足が頼り。
ヨガで足腰が丈夫になり 呼吸と精神をコントロールしていたのでしょう。

今は過ごしやすい季節ですが(それでも夜は寒い)
冬は 凍えるほどの寒さだったに違いありません。 

9時 花の谷へ向けて出発。
 
普段 全く山登りをしない自分には想像もつかず
とにかく「荷物は軽い方がいいだろう」と 
小さなボトルに水を詰め替え 肩掛けカバンひとつ。

山道1

雄大な風景が続く山道を 。(行き3時間+帰り3時間=6時間)
もう息はゼーゼーです。

山道2

山々 木々 澄み切った川 雪どけの山 花々
大自然を満喫しながら ひたすら歩く・・・

最近観たテレビ番組を ふと思い出だしました。
まさに山歩きにもってこい
「ためしてガッテン!山歩きのコツ」

山道3カゴ

高山病になってしまった方・歩けない方は シェルパのカゴに乗り。
ひとりでも大変なのに 人を背負うなんて 
シェルパの足腰の強さに ただただ脱帽です。
なんとか 自分の足で歩きました 頑張りました!

登りきったときの達成感
霧たちこめるこの風景とともに 忘れることはないでしょう。

山道4霧の中

空気の澄み切った 霧の中 風景を眺め 皆で食事。

登れるものですね。
とても大きな自信になりました

夕食後 6時半ごろテントに戻ると
既に同室のUさんはベットに入ってました。早いっ!
電気もないので 一緒に早々と就寝。

<花の谷>
The valley of flowers
 標高3500m~3800m

2005年 世界遺産に指定されました。
花の谷は標高3500 メートルに位置し(ガイドブックにより
微妙に標高の表示が違います・・・まっ いっか)
氷河に囲まれた広大な谷に約600種の植物が自生
4月下旬氷河が溶け出す頃から9月まで一斉に花が咲き乱れます。

この豊かな自然の中で 昔のヨガ行者たちは
暮らしていたのですね~。

ここは まさに高山植物の宝庫。
ヨガ行者が煎じていた薬草(ハーブ)もあります。

「草花好きは一生楽しめる」

植物に詳しいと 日々の生活に喜びを見い出すことができ
一生を楽しく暮らしていくことができる。

大好きなヨガの先生が 植物にお詳しく
いつも教えて頂くのですが 情けないことに すぐ忘れてしまう。

山道5ブルーポピー

この青い花は、幻のブルーポピー。
メコノプシス属(メコノプシスぞく、学名:Meconopsis)は
ケシ目ケシ科の属の一つ。

メコノプシスMeconopsis は「ケシに似た」
という意味のギリシャ語で「ケシモドキ」。中国名は緑絨蒿。

<TV番組で特集>

1 「TBS 世界遺産 花の谷 インド
ナンダデヴィと花の谷国立公園」2009年10月25日放送

花の谷は2005年に世界遺産に登録されたインド最奥の地
ネパールとチベット(中国)とインドの国境付近にある秘境の地!
ヒマラヤ山系に属する標高7,816mのナンダ・デヴィ山をはじめ
6,000m級の山々に囲まれた地で氷河や氷原に覆われた山岳地帯である。

2 「シリーズ世界遺産100」

花の谷国立公園で見られる珍しい植物の数々をご紹介。
花の谷を愛した登山家はこう記しました。
「花の谷は穏やかで完全なる美しさに満ちている。
人はそこで大きな安らぎに包まれるだろう」

<ガッテン 山歩きのコツ>

1 歌を口ずさむペースで歩き
2 小またで(下る)
3 飲み物は「味噌汁」

バテないポイントは速筋を極力使わず 遅筋だけで歩くこと 

筋肉痛 膝が笑うこと(太ももの筋肉が
傷ついた状態)を 予防することができます。
※ストックを使用すると 大またになりがちなので注意

歌を口ずさむことも お味噌汁も頂きませんでしたが
息が上がらない程度の ゆっくりした呼吸で歩きました。
歩くときも 呼吸は大切ですね。

もしよかったら 山登りのとき おためしくださいませ。