北インド ヒマラヤ山麓 15

12日目 ニューデリー散歩&買い物

散歩&買い物

体調は思わしくはありませんが
せっかくですから デリーの街中に出て
雰囲気を味わいたい そして買い物を!

数日前までの物欲ゼロ状態が 都会の空気にあてられて。

露店 日用品を扱うスーパー スパイス屋
薬局(アーユルヴェーダの製品が沢山)
地元の方も購入するような専門食材を扱う店
洋服屋 靴屋 アクセサリー屋 仏具屋
チェーン店 マクドナルド ケンタッキー
実に いろいろなお店があります。

行きませんでしたが 最近はショッピングモール
(ショッピングセンター)が人気なのだとか。

ヒマラヤの涼しさとは違い 東京と変わらない暑さ
ギラギラした日差しの中 歩きまわりました。

体力的には限界ですが やっぱり自分の足で歩くと
街の様子がわかり とっても楽しいです。

ニューデリー3

タージ・パレス・ホテル

ニューデリー4

3時頃 ホテル着。リシケシの皆と ホテルで合流。
最後だからでしょうか 豪華な高級ホテルです。

5時頃 バザールに繰り出し買い物へ。
インドで作りたかった パンジャビドレス

基本的に 独身女性がパンジャビドレス
結婚した女性がサリーを着る習慣があります。

パンジャビドレス(パンジャビスーツ)
ワンピース・ズボン・ショールの3点セット。
ズボンはお店によりますが 3種類の中から選ぶことができました。

ズボン 3種類

1 ダボーっとした伝統的なもの
2 ピッタリとしたタイトなもの(裾がクシュクシュ)
3 ストレートなラインのもの

この都会では いわゆるインドらしいインドを感じることはなく
西洋化された 現代のインドを感じました。

ニューデリー5
リラックスできそうな 久しぶりのバスタブ
しかし バタバタと忙しく シャワーしか使いませんでした

北インド ヒマラヤ山麓 14

11日目 最後の移動日

朝4時頃起床し 5時バス出発 夜ニューデリー着。
最後の長時間バス。すっかり弱りきった気力と体力で乗り越える。

バスでニューデリーへ

バスの中から眺める風景が 都会の風景へ
まるで時代が流れていくように 変わっていきます。

「都会に近づいている」と実感するのは
休息するレストランと人々の雰囲気 トイレの清潔さ。
清潔なのは 正直嬉しいです。

ちなみに インドでは 地方も都会も
エコドライビングは存在しません。

特に都会は 排気ガスとクラクション。
活気にあふれています。
いつかは静かな運転に変わっていくのでしょうか。
(あまり想像できないのですが・・・)

ニューデリー1
街中のハヌマーン像

バスの中は熱を出している人
風邪をひいている人でいっぱい。
自分もその一人で しかも車酔いまでしそう。

「うつしちゃって ごめんなさい」と 
通常でしたら 申し訳ない心境になるのですが
ここまで皆揃って 酷い体調になってしまうと

「お互いさまよね~」という妙な心境に。

とうとう 元気な人は1~2名程になりました。
それだけ過酷な旅 だったということでしょう。
皆 良くなることを祈るばかり。

ニューデリーに着いたときは 心底 ほ~っ と一安心。

ほ~っ としたのもつかの間
このホテルのエレベーター ひとりで乗ると
いきなり真っ暗になり しばし停止。ボタンも反応せず・・・。

最初は 心臓がドキドキしましたが 
2回目からは なんとか順応できるようになりました。
人は 怖い体験も 慣れるものなのですね。

また 部屋は かなりカビ臭く 少しの忍耐が必要でした。

ニューデリー2
心霊写真ではありません
ガラスに私が写りこんでいるだけです

北インド ヒマラヤ山麓 2

どんなことが起きても
あるがままに受け入れよう 

と旅立つ前 心に決めました。インドですしね。

例えば

荷物がデリーの空港に届かない
カメラが壊れる 盗まれる
目的地に行くことができない
悪天候にみまわれる
体調が悪くなる      などなど

ヨガでは
「幸も不幸も同じ」
「好都合も不都合も同じ」
という考えがあります。

起こる出来事は そういうものだと そのまま受け入れる。
出来事を自分の都合や気分で判断しない。

こんな心の持ちようで日々過ごしたいものですが
まだまだ修行が足りないのです・・・。

不都合なことが起きても受け入れよう。
また好都合なことが起きても浮かれないようにしよう。

つまり 一喜一憂しないように!
「ラッキー♪」などと私は
ついつい心が浮きたってしまうのですが

せめて 愚痴や文句を言わないようにしよう と。

といいながらも・・・
私は2点心配なことがありました。

1 辛い食事が苦手
2 体調管理(車酔いを含む)

和洋問わずスパイスの効いたものは
喉や耳の奥が痛痒くなります。
なので インドはかなりハードルの高い国。

また お腹をこわすこと 高山病も避けたいところです。

そして 車酔いの問題が・・・。
特にバス・タクシーに弱く(自分で運転しているときは平気)
この旅のバス移動の長さは とても危険をはらんでいます。

この旅の間
「どこまで耐えることができるか」

1に関しては できる限り出た食事は頂く
2に関しては お医者様が一緒に付いて下さるので
高山病予防の薬を数日前より服用

車酔いに関しては 酔い止め薬を飲まないで
自分でまずは努力してみることに。

そんなチャレンジの旅がはじまりました。

全ては あるがままに。

デリー空港

北インド ヒマラヤ山麓 1

2011年blogに掲載した 北インド ヒマラヤ山麓の旅行記です。

HPのHOMEのブルーポピーの咲く山の風景は この旅のワンシーン
花の谷(valley of flowers)です

世界遺産 正式名称
ナンダ・デヴィ国立公園と花の谷国立公園
(Nanda Devi and Valley of Flowers National Parks)

皆様 お久しぶりです。いかがおすごしですか。

台風の心配の中 レッスンにお越しくださった皆様
本当に ありがとうございました。

ヨガの学びの為 インドに15日間 行ってまいりました。

ヨーガニケタンの「ヨガの修業会」に参加のため
早起き 菜食 アルコール禁止 タバコ禁止 です。
(もともと アルコールもタバコもしませんので 大丈夫)

故に インドらしい世界遺産はほとんど体験しておりませんが
ヨガを行じている者なら 興味があるところに足を運び
当時の空気・雰囲気を感じることができ
たくさんの貴重な体験をさせて頂くことができました。

貧しいインド・豊かなインド
カオスのような俗世・人里はなれた聖地。

ヨガを共に行じる仲間に出会い
インドでのヨガの先生に出会い
過去に生きてらしたヒマラヤのヨガ行者に想いを馳せつつ
同じ様に ヒマラヤでヨガを行じ
ヨガの聖典が執筆されたといわれる所を体感し
バガバッドギーターなどの舞台になった場所を体感し

15日間の めまぐるしい経験やイメージが
今もまだ 頭の中を グルグルしています。

私の頭の中がカオス状態。
インドの旅のことを ちっとも 理路整然と表現することができず もどかしい思いです。

しかし 全てをひっくるめて
本当に素晴らしい旅でした。感謝!

先週は インドから戻り 初レッスンでした。
生徒さんから
「インドのどの辺りですか?」と。

あいにく地図を持っていなくて
「北の方です 
ヒマラヤの辺りです」
とぼんやりしたお返事しかできず。
こちらに地図を載せます。

デリーより北 上の方です。
地図では あまり移動距離がなさそうなのですが
インドは本当に広くて 実際は ずいぶん移動いたしました。
15日間 下記のように ほぼバスで移動しておりました。

デリー

↓ バス 15~16時間 リシケシ経由 

ルドラプラヤーグ

↓ バス 5時間

ゴービンダガート

↓ 馬 4時間

ガンガリヤ キャンプ生活@テント 標高3000m以上

花の谷 トレッキング 行き約3時間+帰り約3時間
      
愛らしい名前の谷ですが(うっかり騙されちゃいけませんっ)
普段山登りをしない自分には かなりハードでした

↓ 馬 4時間

ゴービンダガート

↓ バス 5~6時間

バドリナート

バドリナート寺院(四大聖地の一つ)

マナ村(国境付近の「最後の町」)

↓ バス 崖崩れ待ちなども含め13時間

ルドラプラヤーグ

↓ バス 7~8時間

リシケシ(リシケシュ)

↓ バス 休息・宿泊しつつ 24時間 クッル経由 

マナリ(「神様がいる場所」という意味)
       聖名拝受の為
       インドというより チベットっぽい街

↓ バス 休息しつつ 15~16時間 

ニューデリー
デリー

無事に戻ることができましたのは
ヨガの旅のスタッフの皆様 共に旅した皆様
無事を祈って帰りを待っていてくださった皆様のおかげです。

また ご報告します
北インド2へつづく・・・