学名:Nemesia
科名:属名:ゴマノハグサ科 / ネメシア属
東京の緊急事態が解除され数日がたちました。
寒露になり、すっかり秋になりました。
みなさま、いかがお過ごしですか。
自宅ベランダでは紫色の香り豊かな花が咲いています。
ヨガ教室玄関の夏に枯れ果てた花と同じ苗から育てた花です。
同じ苗から育てても、置かれているほんの少しの環境で変わるのですね。
私たちも、ほんの少しの環境で変わるのだとしたら、
どのような環境でも順応できるようにする力があるといいなと思います。
こんもりしていたので、アーチを作り、立体的にしてみました。
宿根ネメシアは、耐寒性のある四季咲きの多年草。
ネメシア属の植物では、秋から春にタネをまいて育てるストルモサ(Nemesia strumosa)をもとに改良された、赤や黄、青、白などの鮮やかな花を咲かせる一年草の品種群が、長年親しまれてきました。ところが近年、-3℃程度までの耐寒性があり、半日陰などの涼しい場所で風通しよく管理すれば、夏越しも可能な宿根ネメシアと呼ばれる品種群が多く流通するようになりました。
宿根ネメシアは、カエルレア(N.caerulea)、デンティキュラータ(N.denticulata)から改良された品種群で、四季咲き性が強く、3℃程度の気温があれば、真夏を除いて開花し続けます。ただし、花色は青、白、ピンクで、一年草の品種群に見られる、黄や赤の鮮やかな色はありません。
宿根草とはいえ、いずれも短命で、2~3年で枯れるのが一般的です。
なお、ネメシアのなかには、一年草のストルモサ系と、宿根ネメシアからつくられた品種群もあり、赤や黄色を含む大輪のカラフルな花を咲かせます。丈夫で大きく育つことから人気がありますが、品種によって夏越しが難しいので一年草として考えましょう。(みんなの趣味の園芸NHKより)