北インド ヒマラヤ山麓 16

インド道

13日目 インドの現代の寺院&富裕層

デリーにあるアクシャルダーム寺院
そして先生のお師匠様の代からの生徒さんである
インドの裕福なご家庭に 一緒に伺う。

アクシャルダーム寺院へ

2007年ギネス認定 世界一大きなヒンドゥー教寺院。
宗教のディズニーランドでした。
夜 ライトアップされたら さぞ美しかろう 蓮の浮かぶ池と噴水。

室内でボートに乗り インドの歴史を紹介。
IMAXシアターのような映像・音響施設で
宗祖 スワミナラヤンの生涯をたどる。

クジャラート州ガンディーナガルに本山があり
信者はインド内外に100万人 とのこと。

ヒンドゥー教とのことですが
スワミナラヤンを宗祖とした新興宗教という印象です。
(あくまでも私の印象なのであしからず)

アクシャルダームの意味は
アクシャル・・・不朽 不滅
ダーム・・・聖地

ファサードの精巧さは 職人さんの粋を集めたもの。
寺院内は素足がルール。大理石の上を歩くのは
ひ~んやりしてて 気持ちが良いです。

写真で紹介したかったのですが
あいにく カメラを持って入る事が禁止でした。
もし興味ございましたら オフィシャルHP(画像重め)をご覧ください。
アクシャルダーム・スワミナラヤン寺院
https://akshardham.com/

この敷地内 貧しい層のインド人は全くいません。
都会に暮らす中流・裕福な層かと思われます。

そして 皆 手ぶらなのでした。
テロ対策のため セキュリティーが 厳重で
私たち お財布 パスポート すら持たず。

<禁止の品>
マジック ペン メモ カメラ 携帯電話 傘
大きなバック 水などペットボトル ベルト など

最初 「水くらい許可してもらえないかしら?」と思いましたが 
手ぶらは 身軽で 快適
なんともいえない解放感でした。

インドの裕福なご家庭

夕方 信心深い裕福なご家庭に招かれ
皆で お庭の散歩&食事。とても感じのよいご家族で
私たちをもてなしてくださいました。

お庭は 日本庭園あり 池あり プールあり 
山あり 小屋あり あまりの広さに もう ビックリ!
お庭というより ここは公園ですね。

インド庭
はるか向こうで クリケットを楽しんでいます 

別宅にもかかわらず お手伝いさん 
運転手 料理人 庭師など 待機しており

すごい世界があるのだなぁ。 

食事は インドに来てから一番という程美味しく
室内は とても清潔で 調度品もセンスが良く 上品です。

良くしてくださったご家族を例にして 大変申し訳ないのですが

このような生活がしたいのか
このような生活が幸せと感じるのか
自分の求めるものなのか と聞かれると
正直なところ ちょっと違うような気がするのです。

どのような生活をしていても
心の中が穏やかであること 
今ここにあることを大切にすること
 

自分の求めているものかな~と思うのです。

私には このご家族の 心の中はわかりません。
実際は 心の中が 穏やかかもしれませんし
「今ここ」を大切にされていらっしゃるかもしれません。

貧しい暮らしであれ 裕福な暮らしであれ いずれにしても
「どのような生活をしていても」ですから。

インドの人々の生活水準の幅広さに驚愕しつつ
つい考えてしまうのでした。

インド道