
穏やかな死に医療はいらない 萬田緑平 朝日新書
先日伺った講演、緩和ケア在宅医である、萬田緑平先生の本です。
重いテーマではありますが、日頃から家族で、こういう事を気軽に話せるといいですね。
終活ノート。
去る人にとっても、残された人にとっても、書面に残すことは大切です。
わかるように終活ノートに書き残して欲しいと思いますが、
我が家の場合、おそらく残してくれないかと思うので、
こまめに希望を傾聴していくしかなさそうです。
両親の最期、皆様の最期、私の最期、
それぞれにとっての希望にそうものでありますようにと願います。
「延命治療、後悔しています。。。」
外科医を辞めた在宅緩和ケア医が語る「幸せな死に方」
多くの人が望みながらかなえられない「ピンピンコロリ」。
実は、無駄な延命医療をやめることで、人は眠るように穏やかに、人間らしく死ぬことができる。
外科をやめて終末医療に生涯をかける医師が語る、穏やかに死ぬための生き方。(Amazon紹介文より)
プロローグ 僕が外科医をやめたわけ
第一章 上手に枯れて穏やかに死ぬ
第二章 自宅はホーム、病院はアウェイ
第三章 自分の最期は自分で作る
第四章 これまでの死の光景、これからの死の光景
2016年10月2日の感想
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このホームページに2016年の講演のことを記載していなかったので、
2016年のブログ記事をこちらに記載します
2016年10月1日
「萬田緑平 緩和ケア在宅医 講演」
~生まれてきてくれて ありがとう で始まり
亡くなる時も ありがとう で終わりたい~
先日、在宅緩和ケア医の萬田緑平先生の講演に行ってまいりました。
誰もが避けて通ることができない「死」。
苦しみが最小限になるポイントとは。
医療、家族は何かできるのか。
生命の限りを意識した本人が、その家族が、しっかりと「死」と向き合って、
望むように満足できるような「生命」と向き合う「幸せな人生の最終章」
年齢を重ね、私の場合も、両親や周りの大切な人が、
病を患うことにより、死を近くに感じることが多くなりました。
講演前は、延命治療すること、病院や施設で最期を迎えることが、
ごく当たり前のことだと思っていました。
実際、祖父母も病院で亡くなりましたから。
彼らの最期を迎えるにあたっての希望など、今となってはわかりません。
ただ、おそらく聞いたら、あったのではないかと、今回思いました。
リラックスできる自宅という選択、いいのかもしれませんね。
本人の希望のシナリオにそうように、
ありがとうで終われるように・・・。
<萬田緑平>
「緩和ケア 萬田診療所」院長。1964年生まれ。群馬大学医学部卒業後、群馬大学医学部附属病院第一外科に勤務。手術、抗がん剤治療、胃ろう造設などを行う中で、医療のあり方に疑問を持つ。2008年から9年にわたり緩和ケア診療所に勤務し、在宅緩和ケア医として2000人以上の看取りに関わる。現在は、自ら開設した「緩和ケア 萬田診療所」の院長を務めながら、「最期まで目一杯生きる」と題した講演活動を日本全国で年間50回以上行っている。著書に『穏やかな死に医療はいらない』(河出書房新社)、『家で死のう! 緩和ケア医による「死に方」の教科書』(三五館シンシャ)、『棺桶まで歩こう』(幻冬舎)などがある。
「なぜ、医者は自分では受けない治療を施すのか」
「医者は自分では絶対に避けるような多大な困難をともなう治療を患者に施術することがある。
私たちは病気になって焦る前に考えておかなければならないことがあった。」
(2016年頃の萬田緑平ブログから引用)
