北インド ヒマラヤ山麓 19

まとめ

ヨガの原点であるインド ヒマラヤ。

「?」と疑問に感じたこと ちょっと嫌悪を感じたこと
いいな~と思ったこと 感激したこと 楽しかったこと
全て素晴らしい貴重な経験でした。

出来事をあるがままに受け入れることができただろうか。

心がけてはいたけれど やっぱり自分の都合で物事を見てしまったことも ありました。

「行く前と今 何か変わったか?」と聞かれると 正直あまり変わっていないのですが
後々じわじわと効いてくる 変化してくるのかもしれません。

今回 インドに連れて行って下さった先生 お医者さま スタッフの皆様
インドで大変お世話になったアニールさん・リタさん インドで出会った方々
一緒に旅した全ての皆様・仲間 旅の間待っていて下さったヨガの生徒の皆様
仕事でお世話になっている方々 友達 家族
本当にありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです!

そして この長~い旅行記にお付き合い頂き ありがとうございました。

北インド ヒマラヤ山麓 18

15日目 機内&成田空港

機内 

インド出発から ぐっすり寝ていたら 「あっ」 という間に成田に。

長時間バス移動での 「寝る!」
ここでも大いに役に立ちました。

最初 最も心配していた 体調管理でしたが
風邪はひいてしまったけれど
結局 高山病にもかからず 車酔いもせず
食事に当たることもなく 怪我をすることもなく 
周囲の方々のおかげで なんとか乗越えることができました。

成田空港

日本に帰ってきた安堵感と感謝
共に過ごした仲間とのしばらくのお別れ
心身に蓄積された疲労

旅の終わりは なんとも複雑な感情になりますね。

そうそう
皆様は海外に旅行中 
どんなお食事をしたいですか?

私は 麺類 特に 蕎麦です。
東京に帰ってくるやいなや ざる蕎麦を食べに行きました。

やっぱり蕎麦はいいですね~。とっても美味しかったです。

北インド ヒマラヤ山麓 17

14日目 インド最終日

瞑想ホールの見学&礼拝

白を基調とした立派なホールでした。
先日から 気分が都会モード・帰国モードになっていて
わさわさ と せわしない状態です。
瞑想ホールにいるというのに・・・。

インド廊下裸足で歩ける程きれいな外廊下

最後の食事

ホテルのバンケットルームにて インド最後の食事 昼食です。

皆と今までのことなど語り合いながら セルフサービスで
美味しい食事を  「ほどほどの量」を 頂きます

インドランチ
「ほどほど?」という疑問はさておき・・・

この清潔なホテルに着いてからというもの
ほとんど不便を感じることなく 東京と同じように過ごしました。

このニューデリーという都会では
さまざまな層の人々が 生活していることがわかりました。

街のつくりひとつとってみても

ボロボロのトタン屋根の小屋に住む人
壁の剥がれたアパートに住む人
普通のマンションに住む人
高級なお庭のある家に住む人
さらには 何軒も家を所有する人・・・

地域により教育レベルは様々ですが
近年 男女問わず教育水準は上がってきているとのこと。

またカーストなどの社会制度も変化しつつあり
仕事の選択の幅がぐっと広がり 
親の決めたお見合い結婚ではなく
職場などで知り合う結婚も増えているとのこと。

今までは許されていた政治家に対する汚職の
社会全体の嫌悪がすさまじく(当然ですよね)
おそらく今後はクリーンな新たな政治家が
出現するかもしれません。

インドでは 建築という目に見えることだけでなく
人々の発する 勢い を感じました。

大きな可能性に向って 
さらに変化していくに違いありません。

北インド ヒマラヤ山麓 16

13日目 インドの現代の寺院&富裕層

デリーにあるアクシャルダーム寺院
そして先生のお師匠様の代からの生徒さんである
インドの裕福なご家庭に 一緒に伺う。

アクシャルダーム寺院へ

2007年ギネス認定 世界一大きなヒンドゥー教寺院。
宗教のディズニーランドでした。
夜 ライトアップされたら さぞ美しかろう 蓮の浮かぶ池と噴水。

室内でボートに乗り インドの歴史を紹介。
IMAXシアターのような映像・音響施設で
宗祖 スワミナラヤンの生涯をたどる。

クジャラート州ガンディーナガルに本山があり
信者はインド内外に100万人 とのこと。

ヒンドゥー教とのことですが
スワミナラヤンを宗祖とした新興宗教という印象です。
(あくまでも私の印象なのであしからず)

アクシャルダームの意味は
アクシャル・・・不朽 不滅
ダーム・・・聖地

ファサードの精巧さは 職人さんの粋を集めたもの。
寺院内は素足がルール。大理石の上を歩くのは
ひ~んやりしてて 気持ちが良いです。

写真で紹介したかったのですが
あいにく カメラを持って入る事が禁止でした。
もし興味ございましたら オフィシャルHP(画像重め)をご覧ください。
アクシャルダーム・スワミナラヤン寺院
https://akshardham.com/

この敷地内 貧しい層のインド人は全くいません。
都会に暮らす中流・裕福な層かと思われます。

そして 皆 手ぶらなのでした。
テロ対策のため セキュリティーが 厳重で
私たち お財布 パスポート すら持たず。

<禁止の品>
マジック ペン メモ カメラ 携帯電話 傘
大きなバック 水などペットボトル ベルト など

最初 「水くらい許可してもらえないかしら?」と思いましたが 
手ぶらは 身軽で 快適
なんともいえない解放感でした。

インドの裕福なご家庭

夕方 信心深い裕福なご家庭に招かれ
皆で お庭の散歩&食事。とても感じのよいご家族で
私たちをもてなしてくださいました。

お庭は 日本庭園あり 池あり プールあり 
山あり 小屋あり あまりの広さに もう ビックリ!
お庭というより ここは公園ですね。

インド庭
はるか向こうで クリケットを楽しんでいます 

別宅にもかかわらず お手伝いさん 
運転手 料理人 庭師など 待機しており

すごい世界があるのだなぁ。 

食事は インドに来てから一番という程美味しく
室内は とても清潔で 調度品もセンスが良く 上品です。

良くしてくださったご家族を例にして 大変申し訳ないのですが

このような生活がしたいのか
このような生活が幸せと感じるのか
自分の求めるものなのか と聞かれると
正直なところ ちょっと違うような気がするのです。

どのような生活をしていても
心の中が穏やかであること 
今ここにあることを大切にすること
 

自分の求めているものかな~と思うのです。

私には このご家族の 心の中はわかりません。
実際は 心の中が 穏やかかもしれませんし
「今ここ」を大切にされていらっしゃるかもしれません。

貧しい暮らしであれ 裕福な暮らしであれ いずれにしても
「どのような生活をしていても」ですから。

インドの人々の生活水準の幅広さに驚愕しつつ
つい考えてしまうのでした。

インド道

北インド ヒマラヤ山麓 15

12日目 ニューデリー散歩&買い物

散歩&買い物

体調は思わしくはありませんが
せっかくですから デリーの街中に出て
雰囲気を味わいたい そして買い物を!

数日前までの物欲ゼロ状態が 都会の空気にあてられて。

露店 日用品を扱うスーパー スパイス屋
薬局(アーユルヴェーダの製品が沢山)
地元の方も購入するような専門食材を扱う店
洋服屋 靴屋 アクセサリー屋 仏具屋
チェーン店 マクドナルド ケンタッキー
実に いろいろなお店があります。

行きませんでしたが 最近はショッピングモール
(ショッピングセンター)が人気なのだとか。

ヒマラヤの涼しさとは違い 東京と変わらない暑さ
ギラギラした日差しの中 歩きまわりました。

体力的には限界ですが やっぱり自分の足で歩くと
街の様子がわかり とっても楽しいです。

ニューデリー3

タージ・パレス・ホテル

ニューデリー4

3時頃 ホテル着。リシケシの皆と ホテルで合流。
最後だからでしょうか 豪華な高級ホテルです。

5時頃 バザールに繰り出し買い物へ。
インドで作りたかった パンジャビドレス

基本的に 独身女性がパンジャビドレス
結婚した女性がサリーを着る習慣があります。

パンジャビドレス(パンジャビスーツ)
ワンピース・ズボン・ショールの3点セット。
ズボンはお店によりますが 3種類の中から選ぶことができました。

ズボン 3種類

1 ダボーっとした伝統的なもの
2 ピッタリとしたタイトなもの(裾がクシュクシュ)
3 ストレートなラインのもの

この都会では いわゆるインドらしいインドを感じることはなく
西洋化された 現代のインドを感じました。

ニューデリー5
リラックスできそうな 久しぶりのバスタブ
しかし バタバタと忙しく シャワーしか使いませんでした

北インド ヒマラヤ山麓 14

11日目 最後の移動日

朝4時頃起床し 5時バス出発 夜ニューデリー着。
最後の長時間バス。すっかり弱りきった気力と体力で乗り越える。

バスでニューデリーへ

バスの中から眺める風景が 都会の風景へ
まるで時代が流れていくように 変わっていきます。

「都会に近づいている」と実感するのは
休息するレストランと人々の雰囲気 トイレの清潔さ。
清潔なのは 正直嬉しいです。

ちなみに インドでは 地方も都会も
エコドライビングは存在しません。

特に都会は 排気ガスとクラクション。
活気にあふれています。
いつかは静かな運転に変わっていくのでしょうか。
(あまり想像できないのですが・・・)

ニューデリー1
街中のハヌマーン像

バスの中は熱を出している人
風邪をひいている人でいっぱい。
自分もその一人で しかも車酔いまでしそう。

「うつしちゃって ごめんなさい」と 
通常でしたら 申し訳ない心境になるのですが
ここまで皆揃って 酷い体調になってしまうと

「お互いさまよね~」という妙な心境に。

とうとう 元気な人は1~2名程になりました。
それだけ過酷な旅 だったということでしょう。
皆 良くなることを祈るばかり。

ニューデリーに着いたときは 心底 ほ~っ と一安心。

ほ~っ としたのもつかの間
このホテルのエレベーター ひとりで乗ると
いきなり真っ暗になり しばし停止。ボタンも反応せず・・・。

最初は 心臓がドキドキしましたが 
2回目からは なんとか順応できるようになりました。
人は 怖い体験も 慣れるものなのですね。

また 部屋は かなりカビ臭く 少しの忍耐が必要でした。

ニューデリー2
心霊写真ではありません
ガラスに私が写りこんでいるだけです

北インド ヒマラヤ山麓 13

10日目 移動&聖名拝受式

ヒマラヤの谷間にあるマナリという街を
聖名拝受式にて ヨーガ修行者名(YOGA NAME)を
頂くために 訪れます。

バスでマナリへ

旅の仲間の疲労感がピークに達し 咳 鼻水 発熱
そんな症状の方がチラホラと。私もなんだか・・・。

朝4時頃起床 5時にバス出発。

マナリ1
当日は断食 フルーツはOK

とうとう10時頃 マナリに着きました~

マナリ2
美しい街です

聖名拝受式(アグニホトラ)

スワミ・ヨーゲシュワラナンダ大師の弟子
木村慧心師の兄弟子のシスター
アルナ師とラリタ師がいらっしゃいます。

アルナ師とラリタ師

11時頃 お二人によって式は執り行われ
ヨーガ修行者名(YOGA NAME)を頂きました。

聖名拝受1
マントラを唱え 火を皆で囲み護摩を焚く

聖名拝受3

街中の砂ボコリで アレルギーがでたのか
それとも バスの中で風邪をひいたのか

鼻水が止まりません。
美しい風景とは裏腹に 体調はイマイチな状態になりました。
嬉しいことに 気になっていた お腹のキリキリが
どこかに吹っ飛んでいってしまいました。

旅の仲間も皆 熱 風邪 喘息と体調不良になり・・・。 
私は 薬は服用せず そのままにして
解毒・デトックス と思うことにしました。

夕方 アルナ師とラリタ師 皆一緒に
昼間に頂いたジャパ・マラ(数珠)を使い
ジャパ瞑想をしました。心の落ち着くひと時です。

もっと この街で過ごしたいな と思うような
懐かしく のんびりとした 素敵な街です。

ちなみに 頂いた名前は
プラニタークシィ デヴィ Pranitaakshi devi
心眼で神智を悟らんとする女神
want to understand and experience wisdom with inner eye

聖名拝受3

これからもヨガを深めてまいります!

<マナリ>
標高約2050m。
ヒマラヤの谷間に位置する避暑地。
温泉もあり リゾート地として開発中。
(ゆえに 砂や埃が舞っていました)

新婚旅行先として インド人の間でも人気がある。
また大麻が栽培されている土地でもある。

インドというより チベットの香りのする街。
ダライラマ14世が亡命したときに使用した道があるとか。

北インド ヒマラヤ山麓 12

9日目  リシケシでヨガ&移動日

リシケシでのヨガ・呼吸法・瞑想
カルマヨガでもあるホールの掃除を行い
標高の高い避暑地 マナリに向けてバスで移動。

リシケシでヨガ

朝5時 サマーディ・マンディ-ル(samashi-mandir)にて
呼吸法 ヨガ。その後 皆で掃除しました。

窓・窓枠拭き ガラス磨き 床掃除 マット拭き
スワミ・ヨーゲシュワラナンダ大師の埋葬されている
ガラスの部屋も ピカピカに磨きました。

スワミ・ヨーゲシュワラナンダ大師
スワミ・ヨーゲシュワラナンダ/スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ大師

木村先生のお師匠さんでいらした
Swami Yogeshwarananda Saraswati Maharaj
(日本語の発音 スワミ・ヨーゲシュワラナンダ/
および スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ)大師が
生前暮らしてらした部屋で瞑想。

朝食

おかゆの上にコーンフレーク&ライスフレーク。
そして トースト&お味噌汁。
リシケシ朝食
さまざまな味のハーモニー
ドン引きされた方もいるかも

マナリへ

リシケシで修行を続けられる方々と別れ
10時頃 ヨーガニケタンのアシュラム(道場)を後にし
少人数で バスでマナリへ向けて出発。

マナリ道中1
昼間も月が出ています

トイレ休憩と食事以外は バスの中。

途中何度も 車酔い一歩手前の状態になりながら
ひたすら眠り続け バスは北へ北へと進みます。

夜10時すぎ チャイニーズの夕食

マナリ道中2
スパイシーなベジタブル・スープ

マナリ道中3
意識が朦朧としていて ピントまでボケまくり
焼そば ブロッコリー 美味しいです

さらにバスに乗り 

「できる限り目的地に近い所まで進もう!」
マンリーというところのホテルに泊まります。

シャワーを浴びて 
ずっとバスで寝ていたのに すぐに就寝。

北インド ヒマラヤ山麓 11

8日目 リシケシ(リシケーシュ)へ

救急車

朝からルドラプラヤーグよりバスで
リシケシ(リシケーシュ)に向けて出発。

道中 Aさんが土手のような所で 足を滑らせ 怪我を!

すると 今まで全く見たことのなかった
救急車が 偶然 通りかかり 
病院に連れて行ってくれたのです!

その後 病院で何針も縫ってもらい ことなきをえました。
無事に治療してもらえて 本当によかったです。

「なにか大きな存在に見守られている」
そんな気持ちになりました。
おそらく この場にいた誰もが 同じように感じたことでしょう。

昼食@カフェ

あと一歩で車酔いしそうな そんなとき
光の降り注ぐ ワイルド・リゾート・カフェで休息タイムに。

ウッタラーカンド州カフェf
フロアに砂利が。だからワイルドなのですねっ

アロマオイル 石鹸 ジャム 地図 カフェとは思えない品揃え。

旅の仲間たちが 旅の思い出に と
こぞってウッタラーカンド州(Uttarakhand)の地図を買い求め
それはもう 飛ぶような売れ方をしていました。
お店の人 「なぜ この地図が?」と当惑している様子。

ウッタラーカンド州の街
・デラドゥン(州都)
・バドリナート
・リシケシ
・ハリドワール
・ルドラプラヤーグル

ウッタラーカンド州地図
地図 購入しました~

リシケシ(リシケーシュ)

ヨーガニケタンのアシュラム(道場)に到着したのは
昼過ぎ頃でしょうか。

木村先生のお師匠さんでいらした
Swami Yogeshwarananda Saraswati Maharaj
(日本語の発音 スワミ・ヨーゲシュワラナンダ/
および スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ)大師の
肉体が埋葬され坐像が安置されているホール
サマーディ・マンディ-ル(samashi-mandir)で
まず最初に ご挨拶と礼拝。そして ヨガと呼吸法。

その後 瞑想を行うホール 
ヨーガ・マンディ-ル(サーダナ・ホール)で
1時間程の瞑想を皆で行いました。

バス移動で疲れきっていた肉体と精神が
この静寂な空間での たった1時間の瞑想で非常にすっきり。

「瞑想は 肉体と精神に効果がある」
改めて実感しました。

リシケシ夕食
夕食
カレーが辛くなくて やさしい味でした
麺もお味噌汁も 全部 美味しかったのでした

アシュラム1
こちらに宿泊

入り口の取っ手 鍵 トイレの扉の取っ手に触れるたび
サビが手につき汚れ いたるところに埃が。

ひどく湿った匂いがしたので 窓を全部開け 空気を入れ替える。
ギョッ!ヤモリが張りついてるではありませんか。

「サソリがいるので注意!」
最初 冗談かと思いましたが 本気の言葉でした。

ギザールという給湯器が各部屋にあるのですが
あいにくこの部屋にはなく お湯はでません。ゆえに水浴び。

洗面所にはシャワーヘッドらしきものがなく蛇口のみ。
水を蛇口から大きなバケツにため
柄杓ですくい 体にかける・・・
なんて原始的。

まぁ 何事も経験ですね。 今が夏で良かった~。

同室のNちゃんと 彼女のi-podの音楽が
この埃っぽい部屋を 明るくしてくれました。
ありがとう Nちゃん!

早々と就寝。

アシュラム2
エアコンはあるのに なぜにギザールはないの?

<リシケシ(リシケーシュ)>
海抜340m。
ビートルズもやってきた修行者の里。
町内では肉食飲酒は禁止されている。
さまざまなアシュラム(ヨガを行う道場)がある。

北インド ヒマラヤ山麓 10

7日目 休息&移動日

早朝5時より ヨガ・呼吸法・瞑想

バスでバドリナートからルドラプラヤーグへ移動

途中 ジョーシーマトを訪れる予定。

ジョーシーマトとは
バドリナートは冬場は閉じられるため
その期間 司祭・僧侶たちが下ってくるという所。

シャンカラチャーリヤ寺院があり
瞑想や休息に適しているそうです。
結局 行けなかったのですが。

思いがけず 休息日に

パンルケーシュワ

数箇所の崖崩れにより 道(門)が封鎖され
朝8時出発した私たちのバスは パンルケーシュワで立ち往生。

ちなみにパンルケーシュワは
「マハーバーラタ」の中の兄弟がいたといわれる土地です。

道路は もう大渋滞

寝てる犬
道端
犬だけでなく 寝っころがっている人もチラホラいました

岩を爆弾・ダイナマイトで小さくしてから
車やバスが通れるように除ける作業を行うようです。
私たちは ただひたすら 待つのみ です。

運よく バスがゲストハウスの前で止まったため
そのゲストハウスを借り のんびりと過ごしました。

お昼ごはんを頂いたり お話したり 近くをブラっと散歩したり・・・

パンルケーシュワ ライオン
ライオン トラ ゾウ こういった動物を
ついぞインドで見かけることはありませんでした

バス移動

7時間くらい(!)過ごしたところで
道が開通し バスに乗り込み移動 再スタートです。

道中 ゴロン と
大きな岩が落っこちてこなくて 本当に良かった!

何にもしない1日でしたが
一緒に旅している皆のことが 少しわかり なごやかに過ごせてよかったです。
なにより この「落石事件」は 今となっては とてもインドらしい思い出です。

パンルケーシュワ看板

ルドラプラヤーグのホテル到着は夜10時すぎ。
ホテル以外 真っ暗な中 従業員の方たちが
太鼓を打ち鳴らし 歓迎してくださり 本当にありがたいことです。
そのまま食堂に移動し 夕食。

行きと同じホテル(お湯の出ない 停電したホテル)。
棟や階が違うと雰囲気が変わり 今回は 上品な部屋でした。

ただ 何が起こるかわからないもので
最初 部屋のドアが開かない。
ドアが開いたら 今度は鍵がかからない。

従業員3人がかりで ドアの鍵の工事がはじまりました。
時すでに夜中・・・。そういうことも ありますね。

<ルドラプラヤーグ>
海抜618m。
マーンダーキーニー川とアラカンダー川の合流地点。
ルドラは暴風神であったが のちにシヴァ神の化身とみなされる。