かいじゅうたちのいるところ Where The Wild Things Are

かいじゅうたちのいるところ

FC2ブログでの映画ドラマの紹介(備忘録)を、少しづつこちらのヨガのHPにお引越しします。
追々しようと思っていましたら、後回しになり月日が経過してしまい、かれこれ5年程。
本の紹介はほとんどお引越しできたので、今度は映画ドラマの紹介をお引越しです。

今から12年前の2010年の感想は我ながら気恥ずかしく、
正直なところ手直ししたい気持ちでいっぱいなのですが、あえてのそのままで。
ただ絵文字などの装飾は消し、色付きの文字は黒色に、当時の訃報は時系列を変更しました。

ここ2ヶ月ほど、昔観た映画やドラマの話が続きますが、
「いつの時代のことなのかしらと」驚かれませんように、ごゆるりとおつきあいくださると嬉しいです。

かいじゅうたちのいるところ

モーリス・センダック(Maurice Sendak)の絵本を、スパイク・ジョーンズ(Spike Jonze)が映像化。
短い絵本のお話が90分くらいの映画作品になりました。

絵本のエッセンスがでていたように思います。
思います、というのは、絵本は好きだったので、気になって映画館で観たところ、とっても心地良い音楽にすっかり眠くなってしまい、ほとんど寝てしまいました。

後日WOWOWの放送で、しっかり見直しました。

サントラは、子守唄のような安らかなイメージです。
不眠症の方にもおススメ。
YEAH YEAH YEAHSのカレンO・アンド・ザ・キッズによるオリジナル・サウンドトラック

監督:スパイク・ジョーンズ
過去作品:
「ヒューマン・ネイチュア Human Nature」
「マルコヴィッチの穴 Being John Malkovich」
「アダプテーション Adaptation」
「脳内ニューヨーク Synecdoche, New York」

主人公の少年マックス:マックス・レコーズ
自分が観たのは英語版でしたが、日本語吹き替え版は、加藤清史郎

かいじゅうのキャロルの声:ジェームズ・ギャンドルフィーニ
過去作品:「ザ・ソプラノズ」のギャングのボスのトニー役

他のかいじゅうの声:キャサリン・アン・オハラ
過去作品:「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 Lemony Snicket’s A Series of Unfortunate Events」「ペネロピ Penelope」

他のかいじゅうの声:フォレスト・ウィテカー
過去作品:「ラスト・キング・オブ・スコットランド」では、ウガンダの独裁者アミン役(怖かった)

他のかいじゅうの声:ポール・ダノ
過去作品:「リトル・ミス・サンシャイン Little Miss Sunshine」

と、まあ豪華な声優たち。

2010年1月9日の感想

追記

<あらすじ>
イタズラのおしおきに、夕食抜きで自室に閉じ込められたマックス。しかし部屋にはみるみるうち不思議な森や海が広がり、航海のすえマックスはかいじゅうの国に至る。かいじゅうを従え王様となったマックスは彼らと楽しいひとときを過ごすが、やがて家が恋しくなり自分の部屋へ戻る。そこには夕食がまだ温かいまま置かれていた。(wikiより)

<翻訳された絵本>
日本では1966年に『いるいる おばけが すんでいる』というタイトルでウエザヒル出版から最初に翻訳された。このときの本文は七五調であった。

1975年、神宮輝夫による新訳が冨山房より出版された。『かいじゅうたちのいるところ』という訳題は、この時に神宮によってつけられたものである。神宮によると、原題の「Wild Things」をどう翻訳するか思案の末に、子どもが読みやすくて言いやすく、絵のイメージにも合う「かいじゅう」にしたという。この神宮による翻訳は約100万部のベストセラーとなっている。(wikiより)

いまさらながら、「かいじゅう」ということばに神宮輝夫さんが訳したことを知りました。

『Wild Thing』
チャーリー・シーン演じる近眼のピッチャー「リッキー・ボーン」の愛称。 人を指す呼称として使われる場合、「魅力的だが手に負えない荒くれ者」といった意味合いになるそうです。

最近では、大谷翔平選手が大リーグで活躍されて、放送でよく使われる曲になりました。
荒くれ者って感じではないけれど、確かに魅力的ですね。

2022年11月20日記