フェルメール展@上野の森美術館

vermee

現存する作品はわずか35点といわれ、そのうち8点が東京に集結する日本美術展史上最大の「フェルメール展」。

当初から混雑が予想され、そのため「日時指定入場制」という、ジブリ美術館のようなチケット制です。
それでもなお、混んでいました。

一度にここ東京で、フェルメールの絵を観ることができたことは嬉しいのですが、
「フェルメール・ルーム」なるところで、行列を作り、
前の人に続いて、少しつづ歩み、作品を観るのも、なんだかなあと思ったり。

絵と対話するという空間では全くありませんでしたが、
実物を観ておきたいという場合には、今回の展示はピッタリなのかもしれません。

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<ヨハネス・フェルメール>
1632年、オランダのデルフトに生まれる。21歳から画家として活動をはじめ、手紙を書く女性や、室内で歓談する男女など、人々の日常を題材とする風俗画を主に描く。吟味された構図、緻密な筆遣い、優しく穏やかな光の表現を用いながら、美しく洗練された作品を残した。
当時、デルフトの画家組合の理事を務め、その絵を愛好するパトロンもおり高い評価を受けていたが、1675年に43歳で没すると、次第に忘れ去られていった。
その後、19世紀になってから再発見され、あらためて評価されるようになる。
現存する作品は35点とも言われ、作品の素晴らしさと希少性の高さも相まって、世界的にも屈指の画家として人気を集めている。(HP抜粋)