シャリテ・ベルリン医科大学自然療法科教授のアンドレアス・ミヒャールゼンが「自然療法」「補完医療」を紹介した本です。
「免疫を高める」、「自律神経を整える」
ヨガではよく言う言葉でありながら、
ヨガ教室やヨガスタジオでは、データをとり実証することは、あまりないかと思います。
(ヨーガ療法学会の研究総会などでは、データをとり研究し発表しています。)
医学博士がヨガやアーユルヴェーダ、ほかの自然医療について、わかりやすく解説します。
いくつかは、すぐに生活に取り入れることができそうです。
アンドレアス・ミヒャールゼン先生は、
昨年の「ヨーガ療法学会研究総会2022鳥取」(私はオンラインで参加)で
海外招待講演で講演くださいました。
「ドイツにおける自然療法の位置づけと役割」
The State for Naturopathy in Germany
<過去関連記事>
・2022年6月25日 ヨーガ療法学会研究総会2022鳥取web、こちら
下記Amazonの本の紹介から抜粋
ドイツのシュピーゲル・ベストセラーリストで14週連続1位
最先端の自然療法を初公開
具体的な「治療方法」はもちろん、健康にいい「スーパーフード」も紹介
ノーベル生理学・医学賞受賞者を多数輩出している
シャリテ・ベルリン医科大学自然療法科教授であり医師でもある著者は、
30年の経験と研究結果に基づいて、
「水治療法」「瀉血療法」「ヨガ」「断食」「マインドフルネス」「アーユルヴェーダ」などの伝統的な自然療法を臨床の現場で利用しています。
そして高血圧や変形性関節症、糖尿病など多くの患者の病気を改善させています。
しかも「治療」のみならず「予防」にも効果をあげているのです。本書にはその具体的な方法も満載。
健康のために誰もが手にしたい一冊です。
<目次より>
・薬よりも体に良い水治療法
・カップを皮膚に吸い付ける吸角療法
・ヨガはスポーツや理学療法よりも効果的
・定期的な断食で長生きできる
・マインドフルネスはストレス軽減のための処方箋
・瞑想で得られるものは何か
・アーユルヴェーダによって治療できる病気
・痛みに効く鍼
・吸血ヒルは古代からの強力な助っ人
・植物の治す力を活かす
著者略歴「BOOK著者紹介情報」より
アンドレアス・ミヒャールゼン(Andreas Michalsen)
シャリテ・ベルリン医科大学(ベルリン・フンボルト大学とベルリン自由大学が共同運営する医科大学)自然療法科教授、シャリテ・ベルリン医科大学病院自然療法科医師、イマニュエル病院(ベルリン)自然療法科医長。主に心身医学療法(瞑想、ヨガ、ストレス軽減法)、食事療法、断食療法、瀉血療法の研究およびそれらを用いた医療を行っている。また、自身の研究チームで、アーユルヴェーダによる治療効果についても研究。自然療法と補完医療に関して、多くの国際的な学術雑誌や学会で論文を発表している。カール&ヴェロニカ・カルステンス財団の理事長。
繁田香織(しげた・かおり)
翻訳家。青山学院大学文学部史学科(ドイツ史専攻)卒。ハイデルベルク大学留学後、ドイツやオーストリアにおいて、世界陸上競技選手権大会などのコーディネーターや通訳者として活動。帰国後、メディカルトリビューン社(旧:ドイツの出版社であるアクセル・シュプリンガー社傘下)で約20 年間、医師向け医学新聞に掲載するドイツ発の最新医学会発表や論文の選定、翻訳、校正編集を行う。現在は、幅広い分野の翻訳に従事し、ドイツの最新医学をいち早く日本に伝えるフリーの医学ジャーナリストとしても積極的に活動している。