パシフィック・リム Pacific Rim

パシフィック・リム Pacific Rim

パシフィック・リム Pacific Rim

皆様、お盆は、いかがおすごしでしょうか。

面白い映画作品を観ました。
子供の頃に観ていた、ロボット・アニメが実写になった!
怪獣がリアルに動いている!

ワクワク・ドキドキですね。

「パンズ・ラビリンス: El laberinto del fauno」のギレルモ・デル・トロ監督の、
2013年8月に公開された(ちょうど昨年ですね)、SF怪獣映画です。
「巨大ロボット 対 怪獣」のオリジナル作品です。
大ざっぱなくくりですが、その通りだったりします・・・。

「パンズ・ラビリンス」は、物語、造形美ともに実に素晴らしい作品で大好きですが、
「パシフィック・リム」は、「パンズ・ラビリンス」に比べると、心理的な重厚感はありませんが、
「まあそれでいいか」と思うほど、ワクワク・ドキドキに満ちています。

主人公ローリー役は、チャーリー・ハナム。
日本のアニメでは、主人公は中肉中背、精神的に不安定な少年という感がありましたが、
けっこう筋肉質でたくましく、意志が強い。そして少年ではなく、青年でした。
こういう主人公の方が、海外では共感を持たれやすいのかもしれませんね。

以前、チャールズ・ディケンズの「二コラス・ニックルビー」のニコラス・ニックルビー役でした。
最近では、テレビドラマ「Sons Of Anarchy」というバイク乗りを演じているようです。

菊地凛子がヒロインのマコ役、子供時代を芦田愛菜が演じています。
なんだか嬉しいですね。メキシコ監督同士(chachacha)のネットワークなのでしょうか。

監督お気に入りの役者、ロン・パールマン、ここでもイイ味だしてます。
(「ロストチルドレン」、「ヘルボーイ」は、今となっては彼以外考えられません。)

ステレオタイプではありますが、この作品の若いふたりの科学者も、
マッドサイエンティストです。実際いたら困るけど、必要なキャラですね。

昭和のロボット・アニメ、怪獣映画好きにはたまらない作品です。
よかったらご覧くださいませ。

エンドロールまで楽しませてくれますよ~。

<パシフィック・リム Pacific Rim>
監督:ギレルモ・デル・トロ
脚本:トラヴィス・ビーチャム、ギレルモ・デル・トロ
原案:トラヴィス・ビーチャム
製作:ジョン・ジャッシニ、メアリー・ペアレント、トーマス・タル
製作総指揮:カラム・グリーン

出演者:
チャーリー・ハナム
菊地凛子
イドリス・エルバ
チャーリー・デイ
ロバート・カジンスキー
マックス・マルティーニ(英語版)
ロン・パールマン
芦田愛菜

音楽:ラミン・ジャヴァディ
撮影:ギレルモ・ナヴァロ
編集:ピーター・アムンドソン
製作会社:レジェンダリー・ピクチャーズ

2014年8月16日の感想